2005年ごろ? あふちの花

妹が見しあふちの花は散りぬべし
わが泣く涙いまだ干なくに (万葉集 山上憶良)


山上憶良がうら若い妻を亡くした大友旅人の悲痛な心を想って歌った作品とのこと。
あふちの花とは栴檀の木の花。初夏に薄紫の小花をびっしりとつけます。
若妻にまつわりつく死の影のような美しい花です。